自然災害と２

災いに
幸いに
次の日は
小学校が休みだったため
パワフルな人足を存分にコキ使うことができ

おかげさまで
貧血フラフラ状態にありながら
少しは
復旧を進めることができました

しかし
作業途中落石が、、、、

でかっ
ってか
命の危険にさらされたというのに
こいつら
なにをいったいわらっているのでしょうか？
しかもめっちゃ楽しそう

台風当日は
家すぐ横の水路の状態
かなりというか
めっちゃヤバかったので
夜中コイツらを叩き起こして
避難するも
ばーちゃんのいる亀岡までの道中
川の状態や大きな水たまりに車が突っ込むたびに
絶叫マシーンに
乗ってるがごとくの大騒ぎ
無事亀岡に到着し
テレビで状況をみておっても
風で飛ばされそーになってる兄ちゃんの映像で大爆笑
ったく
不謹慎なやつらですが
僕にもそんな頃があったので
気持ちはわからんでもないです
大変なときに
笑っていられるってのも
ちょっとすごい気がね

さて
さっきのつづきです

その蓮風先生
まさに運命の出会いです

開口一番
「１０年とはえらい遠回りしゃはったけど治りますから」

「治る？？？ーんですか？」

「ちゃんとわしのいうこときいてくれたらね」

ってんでお世話になることに。

この病院
初診はなんと２時間くらいかかります

現在の食習慣から精神的な悩み
子供の頃からのこと
そして
親のことまでさかのぼる
事細かなインタビューがあって
舌の色や脈などみて
中医学なりの診断が下り
そして
治療方針が決まります

潰瘍性大腸炎というのは
結果にすぎず
その根本的な発生原因を見極めその発生原因を取り除くことで
結果が消失するというものです

なんか
まっとうですよね

僕的には
とても
僕好みなものの考え方

同じ潰瘍性大腸炎でも
人によって
食習慣からきているのか
精神的ストレスからきているのかをみきわめ
深いところの本当の原因を見極め
それから治療する

反対に西洋医学っていうのは
内視鏡とかカメラをつかって
たしかに内部なんだけど
厳密には表面をみて
潰瘍がありますから
はいこの病気
はい
とりあえず
この薬

結果だけみて
表面だけを一時的に
修復する治療ってかんじでしょうか

で
こういうのは
それぞれ好みの問題なので
西洋医学と東洋医学
どっちが優れているとかいうのは無理なんですが

今はちょっと
というか
かなり不公平
西洋医学を選ぶと保険がきくのですが
東洋医学はきかない

東洋医学に
とてもいいかげんな医者がいるのも事実ですが
それは
西洋医学も同じこと

藤本先生は
「東洋医学の方が優れている」とまで求めていないが
せめて
「横並びにはみてほしい」

いやー
全く同感です

建築でも
現代の建築には耐震改修の助成がおりるのに
伝統技法による伝統的な家屋の耐震改修には助成がとてもおりにくい

理由は
「計算で強度が算出できない」
らしい

保険料だけ支払って
治療は保険の利かない
東洋医学の治療費を実費で払わなければならないというのは
とても不公平

西洋でも東洋でも
「治せる人が治したらそれでええんとちゃうんかい！！」
と
横山やすしcome back

さて
治療にあたって
蓮風先生
治ったときになんらかの証拠が欲しいから
一度病院に行って
血液検査うけてきてほしいとのことで
病院にいきました

要領がワルイといいますか
嘘のつけない
ワタクシは
病院にいって
２時間まって
診察室にいれてもらって
すべて
詳しく説明
潰瘍性大腸炎で
鍼治療をしたいから血液検査をとお願いしますが

京都市左京区の
某プテスト病院の内科部長だかなんだかの
メタボ丸出しの
汗臭そーなおっさんは
とてもエラソーに
なに？？
そんなもんで
治る訳がない
鍼？？
なんじゃそれ
だれやそれ

ホンマにエライ人かなんだかしりませんが
あまりに
エラソーだったので

そのままいると
またしても
横山師匠がカムバックしてききそうだったので
身を翻し
そのまま無言で退場

この病院には
もう一秒もいたくないと思いましたので
会計もスルー
しかし
犯罪を犯すのは嫌なので
観葉植物の植木鉢に札束をほりこんでおきました

次の日
蓮風先生に事情を説明
「まあ、よくあることだから
　　しゃあないね」

ってことで

つづく