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Channel: 住めば都の限界集落 よく読めば君にもできる限界突破
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なんでなんで?

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テレビ取材なんかのときにもありましたが
山本さんちの子は元気ですねー
どーやったらあんなふうになるんですか?
という質問

「いやーようわからんのですよ」

というのが
精一杯のこたえ

イメージ 1

いや
ほんまによくわからない

どーやって
という方法もあまり意識したことはありません

まてよ
うーん
やっぱ
むかしは意識したこともあったかなー

イメージ 2

あたりまえのやうに
僕も
ごくふつーの日本人らしい??
男親といいますか
あたまごなしに
どなりつけたり

ひっぱたいたり
ぶんなぐったり
けっとばしたり

仏さんだって
4回目からはおこるしね

そーかとおもへば

気分によっては
べたべたにほめたり
あまやかしたり

おやといへども
人間ですから
感情の起伏は毎日毎時毎秒ありますわな

イメージ 3


こどもも
やっぱり
人間ですから
これまた
感情の起伏が
あるよってに
素直に聞いたり聞かなかったり

イメージ 4

世の中みわたしても
去年通用したことが
今年は
もう
通用しないなんてことに驚く人も
ほとんど
いなくなってきてるとおもいます

変わらないのは
自然だけだなーなんて
のんびりした解釈は
僕らが勝手にしている
おーきな勘違いで

自然ほど
状況に応じて
すんごいスピードで
劇的な変化をとげるものは
実は
ないのとちゃいますか

人間もとーぜん自然の一部ですから
そのような能力は
生まれる前から備わっているとおもわれます

現に
今度中学生になった
うちの長男坊なんかは
なんか悪さをして
小学生時代のように
バシッと頭をしばこうにも
バッツーンとケツを蹴っ飛ばそうにも
最近は
軽い身のこなしで
ひょいっとよけやがるので
とても
腹立たしいのでありますが
進化というかんてんからすると
これは
褒められるべき現象です

察するに
「コラーなにやっとんじゃー
 オマエちょっとこいっ!!」
てとこからもうすでにコチラの攻撃パターンは読まれている

なので
さいきんはコチラも進化して
「おーいちょっときてー」
とやさしそーに呼んでおきながら
野球でいうところの
バットを短くもって
こまかくあてていくというような手で対応しているが

それも
野球でいう
アウトコースをつくというか

射程距離の外から
ばか親父の説教を聞くというふうに相手も進化し

親父の
月間打率が3割をきることもあるよーです

さあ
なんのこっちゃいよいよわからなくなりました

でもね
人生では
この「わからない」ってことが
とてもたいせつなようで

この「わからない」
ってことがわかってくると逆に
いろんなことがわかって

その場
その場で
応じるといいますか

うちのくそガキのように
問題が起こりそうになったら
ひょいっと髪の毛一本かわしてよけられたり
(めっちゃ腹立ちますが、、、)
できるようになるのかもしれません

これが
仏教でいう
覚悟だったりするのかな

柔道なんかも
受け身がうまくなってくると
ぶん投げられたところで
とんでもない
怪我はせんし

そーなると
投げ飛ばされそうになったら
そのときそんときかんがえよーってんで
相手に対する
恐怖心がスリルとサスペンスにかわって
勝負自体が初恋のように
気分はどきどきわくわく
君に会えたら
心臓が飛び出しそうに
なっちゃうよ的に
とてもたのしく勝負ができて
気がついたら
勝っちまったー
ついでに
フェラーリ買っちまったー
なんてことが
おこるか
おこらないかは
人生の摩訶不思議

さて
現時点でたどりついた
最終的な親としてのスタンスとしては
「期待しないでまってるよー」

いや
待ってるってことはある種の期待だなー
じゃ
「待ってないけどこれたらきてねー」

うーん
これもなんかねー

やっぱ
いままでどーり
面白かったら笑ってあげるし
腹が立ったらシバイテアゲマスヨ
感動して泣きそうになったら
やっぱちょっと恥ずかしいのであくびでもしてゴマカシテ
つらいときには
ため息の一つや二つ
文句の三つや四つ
愚痴の五つや六ついわせてもらいます

僕は
親ですが
君らと同じ生き物として
イーとこもワルイとこも包み隠さず
ぜーんぶお魅せいたしませう

おやじのせなかどころか
おやじははだかじゃ
もんくあるかー

どーせ
きみらもはだかやからね

ほんでもって
とーぜんのごとく
親としての
キレイごとも
いいますし
ときには
大人らしい
キタナイ嘘もつきますよ

きみらは
それをサンコーにして
まねしたいならマネをして
したくないならしないがよろしい

神に与えられたか
自分で勝ち取ったかは
よくわかりませんが
せっかく生まれてきたのですから
生きたいように生きたらいいよ
って
「アンタにいわれんでももうやってますがなっっ」てつっこまれそうですが

ただ
君ら
それぞれの生き様は
僕が大好きな映画をみるように
とちゅうにとっても退屈なシーンがあっても
また
とんでもなくえげつない流血シーンがあって
他の人が
みんな退場してしまっても
ワシは
最後まで楽しく見せてもらう覚悟はありますよ

へてから
もし
見られることが
きみらの
プレッシャーになりそうやったら
忍者のやうに
天井裏か床下のすきまからこっそり覗くことにしましょう

イメージ 5


最後には
「いやー映画って本当にたのしいですね」
とか
「サイナラ サイナラ サイナラ」(3回やったかなー??)
とかで
締めてみようとおもいます

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