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Channel: 住めば都の限界集落 よく読めば君にもできる限界突破
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とうわたし??

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とわたし?
とうわたし?

あなたとわたし?

毎年
いまごろ

あるんですよ

おばあちゃんらは
とわたし
とわたし
ゆうてやけど

漢字で書くと
頭渡し
とか
当渡しになるんでしょうか

ちっぽけな
限界集落

ちっちゃな
神社

「お祭り当番」

交代イベントです

まあ
イベントゆうても
みんなで
おべんと
たべるだけなんですけど

ただ
それだけ
くらいのしょぼいイベントですが
80年も生きてきた人と
おべんと食べながら
5時間も
6時間も
お話しするのは
なんともいえん
あじわいがありますよ

イメージ 1

毎年2名が
当番になって一年間
いろいろ
神社のお世話をするんですが

ふどうさん
やまのかみさん
ぎょうじゃさん
えーそれからなんだったかなー

まー
おべんとといっしょに
アルコールもでますんですが
おじーちゃんたちは
もう大さじ一杯くらいしか飲まないので
そのあまりは
たった一人の若造のところへ回ってくるわけです

ティーンエイジャーのころ
バレンタインデーともなると
下駄箱を開けたら
チョコレートやら手編みのマフラーが
なだれのやうにおちてきて
いまでも
温泉の
下駄箱をあけるときには
警戒心の抜けない
僕ですが
いまや
なかなか年食って
じぶんでも
年齢というもの
ちょっぴり?
意識し始めていたという矢先

じいちゃんばあちゃんに
「あんた いくつになりよんや」と聞かれ

「えーもう45っすよ」

とこたえると

「おーーーー!!若いのーーーー!!」

おばあちゃんに至っては

「キャーーーーー!!若いっっ!!」

と黄色い声で言われる始末

改めて
40 50はハナたれ小僧と
我がゲージツの師に言われた言葉を思い出しました

しかし
つい
一週間まえにも
ここに楽しく
同席するはずだった
おじーちゃんがなくなり

ここ数年で
ただでさえ
少ない限界集落の人口が
3人も減って
12人

うちが6人家族なので
あと一人減るか
何かの間違いで
うちに一人増えたら
過半数

うーん
真剣に
早急に
今日中に
この集落を維持し続ける方法を見つけ出さなければ
という気持ちが
一人でいっぱい飲んだ濁り酒の勢いもあってか
噴き出して
いやー
しゃべりましたねー

イメージ 2

いままで
実現できずに
あたためてきた
この集落でしかできない
イベントやビジネスのアイデアを
ぜーんぶ話したでしょうか

イメージ 3

「いやー素晴らしいアイデアやけどもーわしら歳やから」

「いや、まーそこをなんとかやってみましょう」

「うーん、ゆうてもワシら歳やから」

「でもめっちゃ楽しそうやおもいませんか?」

「たしかにあんたの言うとおりやけどワシら歳やから」
 
「いやーまだまだいけますって!」

てな調子で今回の僕はムカデのごとく一歩もひかず
しつこく迫り続けたのでした。

話の内容は
言うだけでは
なーんの意味もないので
来年実行に移しながら
この場にてごほーこくもうしあげまする

今回の
とうわたり
楽しかったですが
祭りの当番だけでなく
限界集落の今後を渡されたような
とっても
おもーーーーーーーーーい
気持ちにもなりました

さいごのさいごまで
たんぼや山や畑をきれいに
まさに自然とともに生きていた
まさるさん

イメージ 4

まさるさんの世代からすると
とても
たよりなくおもうでしょうが

僕らは僕らなりに
ただただ
いまの現実に顔を背けず
すこしづつ進んでいくしかありません

どーか
そんな
僕らを
みまもっていてください

イメージ 5

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